病棟のご案内

外来は、内科、リウマチ膠原病内科、泌尿器科、整形外科、皮膚科、小児科、健康管理科、リハビリテーション科などの様々な診療科があります。
それぞれの診療科では経験豊富な専門の医師が診療を行っております。
可能な限り迅速に診断・治療ができるよう、各科の医師、他の医療スタッフが相互に連携を図りながら診療しています。
内科については風邪や生活習慣病などの内科全般診療から、関節リウマチや膠原病などの専門性の高い疾患まで、様々な症状や状況に応じた医療を提供できるように努めております。
血液一般検査は即日に結果を知ることができます。
また、CT検査、MRI検査、各種エコー検査、上部内視鏡検査、下部内視鏡検査などの様々な検査が、比較的迅速に行えます。
他の病院、地域の医院・クリニック様との連携を行いながら、総合病院の外来の役割を担っています。
また、必要な患者さまには訪問診療も行っております。

急性期一般病棟では、内科（リウマチ膠原病、循環器、消化器、糖尿病など）、腎泌尿器・透析科、外科（シャント、シャントトラブル）等、急性期疾患の治療回復を目的とした入院を受け入れています。
検査や集中的な治療・処置・手術が必要な患者さまに対応しています。
入院初期は急な生活環境の変化により心身ともに援助が必要な方が多く、専門的な知識を持ち的確な対応が出来るように心がけ、安心安全な看護の提供を目指しています。
シャント手術前後の患者さまには安心して手術が行えるように援助し、術後には透析導入に向けての指導をパンフレットやDVD等を用いて行っています。
病気の治療と並行して可能な限り早期にリハビリテーションを行い、早期の病状回復と社会復帰を目指しています。
退院調整も患者支援センターやケアマネージャー、訪問看護と連携し、退院後の生活が安定するような調整をしています。
なお、救急搬送で来院された方や独居で入院準備が困難な方に入院に必要な物品をリース対応もしております。
より快適な入院生活が送れるようにご準備が整っています。

重度の肢体不自由や意識障害、神経難病に罹患された方また、人工呼吸器管理を必要とされる方などさまざまな患者さまが療養されています。
医師をはじめ、看護師・理学療法士・言語聴覚士等と共に残存機能を活かしながら、日常生活動作の維持とQOL（生活の質）の向上を目指したサービスを提供しています。
また、退院後も安心して生活を送っていただけるよう、医療ソーシャルワーカーや訪問診療・訪問看護等さまざまな部門とカンファレンスを行い、患者さまやご家族に寄り添った医療を提供しています。

天の川病院への移転を機に地域包括ケア病棟が新設されました。
急性期病院での治療を終え在宅復帰のための入院、治療・検査・手術のための緊急入院、レスパイト入院の患者さまを受け入れています。
医師・看護師・専属の理学療法士・言語聴覚士・相談員・事務職等による他職種チームが在宅復帰に向けての治療と退院支援をさせていただく病棟です。
地域の介護支援専門員や訪問看護師と連携をとりながら、住み慣れた自宅へ退院できるように援助いたします。
天の川病院がかかりつけ医でない患者さまの入院も可能ですので、患者支援センターまでお問い合わせください。
限られた入院期間で在宅復帰に向け、看護師として患者さまに寄り添ったケアができるように勉強会を定期的に行い、日々研鑽しています。
患者さまの可能性を信じて食事ができるように摂食援助をしたり、清潔援助や褥瘡予防にも力をいれています。
医療処置が必要な状態で退院される患者さまには、受持ち看護師が退院指導を行っています。
天の川病院は高台に立地しており、最上階に位置している4階病棟からの眺望は素晴らしく、広々としたロビーからの夜景も入院生活に安寧を与えてくれる一助となります。
天気の良い日には、屋上庭園で日光浴やリハビリをしたり、単調になりがちな入院生活の気分転換にもなります。

血液浄化センターでは、血液および腹膜透析療法、アフェレシス療法を特長に透析療法を必要とする患者さまに対応して行っております。
100床ワンフロアの中央部にナースステーションがあり、より一層の患者観察ができるようになっています。
看護師と臨床工学技士が協同し、専門的知識と技術を発揮しながら日々の業務に当たっています。
導入期のシャント手術に関しても経験豊富な医師がおりますので安心してお任せください。
合併症なども起こりやすいので、透析の医師だけではなく他の科とも連携を図りながら処置に当たり、様々な検査などによる全身管理も行なっており、治療体制を整えております。