循環器内科
診療の特徴・特色
不整脈、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患をはじめ、弁膜症、心筋症、心不全、大動脈疾患、下肢動静脈疾患、高血圧症、脂質代謝異常症、睡眠時無呼吸症候群などを診断・治療しております。
禁煙外来・COPD外来も行っています。
また、ペースメーカー植え込み後の管理、心血管疾患手術後の管理も行っています。
天の川病院はチームワークをいかして、迅速に検査・診断を行うようにしています。
新しいお薬も効果のあるものはいち早く取り入れ、漢方薬も使っていきます。
基幹病院とも連携しており、高度医療が必要な場合にはご希望を聞いてご紹介いたします。
また、通院が困難な方には訪問診療も行っておりますので、ご相談ください。
このような症状ございませんか?
ドキドキする、胸が痛い、胸が苦しい、心雑音がある、血圧が下がらない、足がすくむ、足が腫れる、全身がむくむ、動くと息が上がる、横になると息苦しい、夜中に咳が出る、意識が遠くなるなどの症状のある方。
健康診断・検診・人間ドックで心雑音や不整脈・高血圧や脂質代謝異常症を指摘された方。心疾患が隠れているかもしれません。
外来は毎日行っています。お仕事で多忙な方は、土曜日も循環器外来を行っています。是非、お気軽にご相談ください。
チームで対応する心不全治療
社会の高齢化とともに心不全患者様が増加しています。
天の川病院の循環器内科は医師・外来看護師・訪問看護師・検査技師・リハビリスタッフ・ケースワーカー・ケースマネージャーなど多職種で患者さま及びご家族を支え、しばしば増悪する心不全の再入院を防ぐよう努力しています。
心不全とは
症状
心臓のポンプ機能(全身に血液を送り出す機能)がうまく働かず、全身の血液の循環が滞ってしまう状態で、動くとしんどい、横になると息苦しい、夜中に咳が出る、顔や手足・全身がむくむなどの症状があります。
しんどいので家の中でじっとすることが多くなります。
原因
陳旧性心筋梗塞、高血圧や糖尿病による心筋障害、弁膜症、拡張型心筋症、肥大型心筋症、心房細動などの不整脈、腎不全の増悪など様々の原因で、心臓のポンプとしての機能が落ちてしまいます。
食事や寒さなど生活環境で増悪します。
治療
種々の心臓の負担を軽くするお薬で治療していきます。
塩分制限などの食事指導、心臓リハビリテーションなどを行います。
管理
心不全手帳をお渡しし、毎日の血圧と体重を記入していただきます。これにより、いち早く心不全の増悪を知ることができ、再入院を防ぎます。
心不全により動くとしんどいという方、歳のせいだとあきらめていませんか?
適切な心不全の治療、リハビリでとても元気になられます。是非、ご相談ください!
当科で行える検査、治療
- 24時間ホルター心電図検査、トレッドミル運動負荷試験
- 経胸壁心エコー・各部位血管エコー検査、血管機能検査(ABI/PWV)
- 80列CTによる冠動脈・血管造影CT・MRI・MRA
- 睡眠時無呼吸検査(簡易による外来検査、1泊入院による精密検査)
- ペースメーカー電池チェック など
診療時間
- 午前
- 9:00〜12:00
- 午後
- 13:00〜15:30
担当表
月 | 火 | 水 | |
---|---|---|---|
午前 | 寺﨑 | 寺﨑 | 冨田 |
午後 | 寺﨑 | 木下 | 浅野 野木※ |
木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|
午前 | 寺﨑 | 藤吉 | 寺﨑 |
午後 | 宍倉 | 渡辺智 | — |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 寺﨑 | 寺﨑 | 冨田 | 寺﨑 | 藤吉 | 寺﨑 |
午後 | 寺﨑 | 木下 | 浅野 野木※ |
宍倉 | 渡辺智 | — |
- ペースメーカー外来 第2及び第4水曜日 14時〜 予約のみ
ご予約・予約変更は平日15〜17時にお電話で受付けています。
担当医
-
院長補佐 循環器内科部長 内科主任部長
循環器内科 内科寺﨑 由香
資格
- 日本内科学会総合内科 専門医・指導医
- 日本プライマリ・ケア連合学会 認定医・指導医
- 臨床研修指導医
- 緩和ケア研修会修了
- 大阪医科薬科大学臨床教育教授
-
循環器内科
野木 信平
-
循環器内科
宍倉 大介
- 循環器専門医
-
循環器内科
渡辺 智彦
- 循環器専門医日本内科学会 認定内科医
-
循環器内科
木下 絢奨
-
循環器内科
冨田 里花
-
循環器内科
浅野 広中
-
循環器内科
藤吉 秀樹
地域の医療機関さまへ
有澤総合病院時代より、近隣の先生方には大変お世話になっております。
常勤医1人で頑張ってきましたが、2022年4月より非常勤の先生方の応援を得て、より一層充実した診療ができるようになりました。
ご紹介いただいた方の検査などは、できるだけ当日に結果をお知らせし、入院でご紹介いただいた場合、退院連絡会議を開催し、退院後に困らないようにして戻っていただいております。
これからもなお一層地域の先生方と連携を深めてまいりたいと存じます。何卒よろしくお願いいたします。