青葉会(患者会)
青葉会って何ですか?
天の川病院で透析を受けている方を対象に設立された患者会組織です。「青葉のようにすくすく育つ会」にしたいとの希望から1976年9月に「青葉会」という名前で誕生しました。会員数は100人前後です。また、青葉会はNPO法人大阪腎臓病患者協議会(略称:大腎協)に加盟し、その大腎協は全国47都道府県の地方組織と一緒に、社団法人全国腎臓病協議会(略称:全腎協)を構成しています。これらの各団体と連携し、府下5000人余の大腎協会員・全国8万人余の全腎協会員と共に手を携えて、国及び地方団体レベルで、「安心で安定した透析生活の実現」のための活動に取り組んでいます。
青葉会の活動内容は?
「患者会」の目的は大きく分けて次の3点になります。
- 患者同士および患者とスタッフの親睦を図る。
- 腎臓病や透析について正しい知識を学び、日々の生活に生かす。
- 患者としての権利・利益を守り、そして発展させる。
これらの目的に基づいて毎年(青葉会の年度は10月1日~翌年9月末日)主に次の様な活動を行なっています。
年1回(10月か11月)定期総会
会員の皆様に活動報告をする場であり、意見交換をする場でもある。長期透析者表彰や記念講演もある。
年1回(7月)学習会
透析患者にとって透析医療を実践していく上で一生勉強を続けていかなければなりません。より良い生活の質(QOL)を高め、長期透析を生き抜くためには患者自身が、透析について学習し、「自己管理」という努力が必要です。その情報提供の場として開催されています。
年1~2回の旅行や交流会
透析生活を続けていくには、様々な制約の中で、息抜き、気分転換の機会も大切になってきます。患者、家族、スタッフ間の親睦を図る場として有意義な役割を果たしています。春と秋に日帰りバス旅行やレクリエーション、新年会を兼ねた昼食交流会などが企画実施されています。
請願活動
患者にとって良好な透析環境を創りだし維持していくには、各市町村、大阪府、そして国がそのような医療政策、福祉政策をとっていくかが大きく左右します。そのために大阪府や国、その議会に対して腎臓病患者の権利・利益を守る請願署名を提出しています。
腎移植推進キャンペーン
社会に対して腎臓病の実情と臓器移植について、理解と認識を求めるよう努めています。毎年10月の国が定める「臓器移植推進月間」にあわせて全国的に街頭キャンペーンを実施しています。
会報誌
全腎協では、定期的に年6回「ぜんじんきょう」、大腎協では、定期的に年4回「めざめ」、青葉会では、不定期に「青葉会報」を発行し、医療・福祉・生活に関する情報の提供や、それぞれの活動状況や会員の「生の声」を掲載し、会と会員および会員同士のコミュニケーションを図っています。
青葉会への入会をお待ちしております
私たちは毎月12回から14回の透析を受けていますが、1回一人当たり約37,000円かかっていると言われています。
月51万円、年間621万円かかっていることになります。しかし、私たちは先輩たちが築き上げた医療制度のおかげで大半の人が、実質の医療負担が、最大月3,000円程度で透析が受けられています。(自己負担額は収入や居住地によって変わります)
しかし、増え続ける医療費を抑制するために2年に1回の診療報酬の改訂や、患者一部負担の見直しなどがその都度叫ばれています。
青葉会では全腎協や大腎協を中心に国会請願や府議会請願を行い、患者会として、一致団結して現行制度を守る運動をしています。患者会に入会している人もしていない人も同じ医療制度の下で透析を受けている以上、一人一人で対応するよりも同じ仲間が一つになって組織的に対応することが大切です。
「患者会に入って、どんなメリットがあるのですか?」「入っても入らなくても透析は受けられる」などの声がありますが、現在の医療制度を勝ち取り、守ってきたことが最大のメリットです。
私たち一人一人の会に対する認識と参加の意識が自分の生命、生活を守るのです。
共に今後も患者会を大きく育てて、みんなで支えていきましょう。
是非この機会にご入会下さって、青葉会の活動にご協力・ご支援を賜ります様お願い申し上げます。
ご不明な点や入会申込については青葉会役員またはスタッフまでお気軽にお尋ねください。
会費とその使い道
会費は年会費として、前期10月(10~3月分を12月末日迄に大腎協へ入金)と後期4月(4~9月分を6月末日迄に大腎協へ入金)2回に分けて4,000円ずつ計8,000円徴収します。
その内訳として
青葉会年会費 | 2,600円(月217円) |
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大腎協上納金 | 3,600円(月300円) |
全腎協上納金 | 1,800円(月150円) |
合計 | 8,000円(月667円) |
会費の使い道は
- 大腎協・全腎協への上納金
- 長期透析者の表彰
- 各行事への補助
- 青葉会総会費
- 会活動費(交通費を含む)
- 幹事会会議費
- 慶弔費
- その他事務費 等
青葉会の活動報告
(対象年度:前年10月1日~当年9月末日)
2020年以降新型コロナウイルスの影響で集まって行う活動は休止
署名収集活動や会報発行・掲示板による啓発活動を実施
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2021年度 活動報告/予定表 日程 活動概要 12月 44回定期総会 書面評決 1月 国会請願署名提出 7月 青葉会報26号発行 8月 府議会請願署名提出 9月12日 移転新病院(天の川病院)見学会 -
2020年度 活動報告表 日程 活動概要 11月3日 43回定期総会 【記念講演】今更聞けない透析の実際(響成弘科長) 1月 国会請願署名提出 2月23日 新春交流会【新型コロナウイルス感染防止の為中止】 5月17日 春の日帰り旅行【新型コロナウイルス感染防止の為中止】 7月5日 学習会【新型コロナウイルス感染防止の為中止】 7月 青葉会報25号発行 8月 府議会請願署名提出 -
2019年度 活動報告表 日程 活動概要 10月28日 42回定期総会 【記念講演】当院における透析治療の現況と未来像(中倉兵庫先生) 1月 国会請願署名提出 2月24日 新春交流会 4月 青葉会報23号発行 5月19日 春の日帰り旅行 ☆近江八幡 6月3日 腎登録キャンペーン ☆枚方ふれあいフェスティバル 7月7日 学習会 ☆透析患者の運動療法について ☆講師…高嶋将先生 8月 府議会請願署名提出 9月 青葉会報24号発行 -
2018年度 活動報告表 日程 活動概要 10月29日 41回定期総会 【記念講演】検査データの見方(前田陽一郎先生) 11月5日 大腎協定期大会 1月 国会請願署名提出 2月25日 新春交流会 4月 青葉会報21号発行 5月20日 春の日帰り旅行 ☆淡路島 6月3日 腎登録キャンペーン ☆枚方ふれあいフェスティバル 7月1日 学習会 ☆心臓を守る冠動脈 講師…中西祐介先生 8月 府議会請願署名提出 9月 青葉会報22号発行 -
2017年度 活動報告表 日程 活動概要 10月23日 40周年記念旅行 ☆若狭小浜から敦賀の旅 11月20日 40周年記念総会 【記念講演】四季折々の疾患(中倉兵庫先生) 1月 国会請願署名提出 2月 大阪府緊急署名 2月26日 新春交流会 3月 40周年記念誌発行 5月28日 春の日帰り旅行 ☆琵琶湖方面 6月4日 腎登録キャンペーン ☆枚方ふれあいフェスティバル 7月2日 学習会 ☆オンライン透析について 講師…響成弘科長 8月 府議会請願署名提出 9月 青葉会報20号発行
青葉会規約
【青葉会規約】
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第1条(名称及び事務局)
本会は、天の川病院血液浄化センターの透析患者を総合して青葉会と称し、事務局を天の川病院血液浄化センター内に置く。
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第2条(目的)
本会の目的は次のとおりとする。
- 互助信頼の精神に基づき、会員相互の親睦を図ると共に透析に対する知識を深め、社会復帰に努力する。
- 大阪腎臓病患者協議会(社団法人 全国腎臓病協議会)に加盟し、各団体との交流を図る。
- 会員は会活動に積極的に参加し、医療、社会保障拡充の運動をすすめる。
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第3条(会員資格)
本会は次の会員で構成する。
- 正会員
- 天の川病院血液浄化センターで透析を受ける患者を正会員とする。
- 特別会員
- 天の川病院血液浄化センターに携わる技士及び看護師並びに患者の家族とする。
- 顧問
- 天の川病院血液浄化センターの担当医師及び技士長、看護師長とする。
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第4条(役員及び幹事)
本会は次の役員及び幹事を置く。
役員
- 会長(1名)
- 本会を代表する。
- 副会長(2~3名)
- 会長を補佐する。
- 書記(1~2名)
- 本会の事務を行う。
- 会計(1~2名)
- 本会の会計事務を行う
- 幹事(若干名)
- 本会の運営方針に従い、会務を執行する。
- 会計監査(2名)
- 本会の会計事務監査を行う。
- 顧問
- 本会への指導及び助言を行う。
- 事務局長
- 本会と病院との連絡的活動
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第5条(任期)
役員及び幹事の任期は、2年とし、10月1日より翌々年の9月末日までとする。ただし再任は妨げない。
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第6条(総会)
本会の総会は、会の最高決議機関とし、年1回開催する。
但し、特別に幹事会が認めた場合は臨時総会を開催することができる。
総会は、正会員の過半数(委任状を含む)をもって決議とする。
総会は、会長がこれを招集する。
総会は、次の事項を決議する。- 活動経過報告と会計決算及び監査報告の承認
- 活動方針と予算の決定
- 規約の改廃
- 役員及び幹事の選出及び承認
- その他必要事項を審議する
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第7条(役員会及び幹事会)
幹事会は、次のとおり行う。
- 第4条の役員及び幹事をもって構成し、本会の執行機関とする。
- 幹事会は、原則として月1回開催する。
- 幹事会の議事は、出席者の過半数をもって決定する。
- 幹事会は、会長が招集する。
役員会は必要に応じて会長が招集する。
役員会の決議は幹事会に図る。 -
第8条(会費)
本会の運営費は、会費、寄付金、その他をもって賄う。
- 本会の会費は、年額8,000円(大阪腎臓病患者協議会,社団法人全国腎臓病協議会会費を含む)とし、10月と4月に4,000円ずつ納入する。
- 途中入会の会員は、月割りして納入する。
- 納入された会費はいかなる事項があっても返金しない。
- 特別事情があって納入できないときは、幹事会の承認を経て、分納及び減額できる。
- 役員及び幹事並びに会員の活動費及び経費は、会費より支出する。
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第9条(会計年度)
本会の会計年度は、10月1日より翌年9月末日までとする。
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第10条(規約の改廃)
規約の改廃は、幹事会において決定し、総会の承認を得ること。
その他運営の必要事項においては、幹事会で決定する。 -
第11条(個人情報保護規定)
青葉会の役員ならびに幹事は、個人情報の重要性を認識し、個人情報を取り扱う際は、個人の権利利益を侵害することのないよう適正な収集、利用、管理等に努めなければならない。
- 青葉会は、青葉会が行う活動以外の目的のために個人情報を利用したり、他者へ提供してはならない。
- 個人情報を開示閲覧を希望する者は、該当する個人情報の閲覧を希望する旨を文書により開示請求し会長の許可を得て閲覧することができる。尚、閲覧申請には氏名、電話番号、閲覧目的などを記入し事務局に提出する。
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(附則)
- この規約は、1977年10月1日から実施する。
- この規約は、1995年10月22日から改正実施する。
- この規約は、1998年11月10日から改正実施する。
- この規約は、2005年10月23日から改正実施する。
- この規約は、2010年11月28日から改正実施する。
- この規約は、2021年10月1日から改正実施する。